のりおの声

2004年12月

早いもので、今年も師走を迎え、残り一月となってしまいました。

昨年の11月に当選させていただいてから、この一年、無我夢中で走ってきたような気がします。生活も変わり、仕事も地域の日常の課題から外交や国防まで幅広い分野の問題に関与させていただき、忙しくはありますが、充実した一年でした。 普段は朝の会議に間に合うように、7時過ぎの電車に乗ります。

国会開会中は、その後委員会、本会議、党の会議等々に出ます。合間に地元や役所の方と話をし、夜は勉強会、意見交換の場が結構頻繁にあります。週末は金曜日の夜か土曜の朝に東京を発って地元へ。日曜日の夜か月曜日の朝、東京へ。これが通常の一週間の生活です。 5区は広い選挙区です。殆ど毎週帰ってはいるのですが、どうしても全地域をくまなく頻繁にお訪ねすることができません。この場を借りて、ご無沙汰をお詫び申し上げます。

政治家の気力と信念を支えてくれるものは、詰まるところ、地元の方々から寄せられる信頼と期待に尽きるのではないでしょうか。まだまだ一年生です。思うに任せないことも多々ありますが、世の中の不公正や不条理に対する憤りとふるさとに対する想いを胸に、初心を忘れることなく、驕らず、卑屈にならず、ひたすら自分を鍛えていきたいと思います。

2004年11月

最近、この国では余りにも多くのことが、立て続けに起こりました 記録的な猛暑と台風の襲来、集中豪雨と地震。それにイラクの人質事件。相次ぐ災害で被災された方々とイラクで亡くなられた香田さんには心からご冥福とお見舞いを申し上げます。
政治の最も基本的な使命は何か?言うまでもなく、国民の生命と財産を守る。これがまず国家と国政を担う人間に課された第一の使命だと思います。その意味で、最近の一連の出来事はこの国の危機管理能力に対する挑戦と言えなくもありません。
動物の世界でも、例えばサル山のサルのボスの資質として第一に求められるのが危機察知能力と危機管理能力だということを何かの本で読んだことがあります。 危機への対応は、相手が自然であれ、人間であれ、国家であれ、マニュアルで対処できることには限りがあります。相手はこちらが用意したマニュアル通りに動いてくれるとは限りません。それを補うのが、想像力と現場の実態を正確に把握した上での臨機応変な判断力、決断力だと思います。

もうひとつ思うのは、人間は決して自分一人で生きているのではないということです。一杯の水を分け合って渇きを癒し、寒さの中で肩を寄せ合って眠る姿がそれを象徴しているような気がしました。自己犠牲などという言葉を使うつもりはありませんが、助け合うことの大切さを実感させられました。そして、その姿の中に、この国の国民の資質のようなものを見たような気がします。 指導者の資質と国民の資質、両者が揃って初めて危機に対処する国家の対応が機能し、パニックに陥らずに済むのだと思います。

賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ、と言います。自分が経験していないことには対処できない、などということのないよう、自らを律し、鍛えていきたいと思います。

2004年10月

先月地震のことを書いたばかりですが、また天災の話です。
振り返って見ますと、確か去年の今頃は晴天が続いていたのではないかと思いますが、今年は9月28日から29日にかけて、台風21号の影響を受けて、この地域を未曾有の豪雨が襲いました。
宮川村、紀伊長島町、海山町そして伊勢市、直接被害を受けられた被災地の皆様に心からお見舞い申し上げます。また、この他にも各地で農業、林業、水産業関係の被害が出ています。 9月30日、10月1日、2日と単独で、また村田防災担当大臣他政府調査団、玉沢自民党防災対策委員長、さらに県議団の皆さんと一緒に現地視察とお見舞いをさせていただきました。また、5日には早速、自民党の災害対策委員会が開かれ、迅速な復旧支援と今後の防災対策について発言しました。 現地を見て感じたことは、今回の災害はこれまでの常識では対応できないこと、またもしこれが夜間に発生していたら、被害はもっと甚大だっただろうということです。 地球温暖化の影響か、日本もいわば亜熱帯化しつつあって、局地的かつ短時間にスコールのような雨が降るようになってきたのかもしれません。

元々三重県南部は全国でも有数の降水量の多い地域ですが、今回の雨量は誰も記憶にないほどのものだったとうかがいました。洪水も河川の堤防が破堤したというより、雨量が河川自体の容量を越えてしまった結果だったと思います。温暖化対策が重要なのはもちろんですが、これには時間がかかります。別の対策を早急に考えなければなりません。
もう一つ、森林の保水力の低下に代表される森林管理の問題もあります。戦後、植林されたのは杉をはじめとする針葉樹がほとんどで、広葉樹と比べて保水力が弱いと言われています。しかも林業不況の影響もあり、間伐が十分に行われていません。また、間伐材も放置されている例も少なくありません。

今回の災害の土砂崩れでは、根がついたままの木がそのまま流されています。森林管理を防災の観点からも見直す必要があるかもしれません。 このように、多くの課題と教訓を突きつけた今度の災害でした。まだ秋雨前線の動きも活発ですし、さらに次の台風も迫っています。復旧に取り組んでおられる現地の方々は不安と心配でいっぱいだと思います。

改めて被災のお見舞いを申し上げますとともに、私も復旧支援と再発防止に全力を挙げて取り組んでいきたいと思います。

2004年9月

まだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

地元の野口みずきさんの金メダル獲得という大きなプレゼントをいただいたオリンピックも終わり、永田町は国会閉会中にも拘わらず、三位一体改革、郵政事業民営化といった熱い話題が渦巻いています。

それはともかく、9月5日午後7時過ぎ、ちょうど伊勢市内で国政報告会が始まった矢先に地震がやってきました。横揺れとそれに続く縦揺れ、結構長く揺れました。150人ほどの方が居られたのですが、一瞬、静まり返ってしまいました。そして深夜、二回目の地震。津波警報の発令。幸い、大きな被害はありませんでしたが、これが東南海・南海地震であったら、震源はより陸に近いはずですから、揺れはもっと大きく、津波は今回の数倍のものが半分くらいの時間で到達することが予想され、ぞっとする思いでした。

6日に急きょ、東南海・南海地震対策議員連盟を開き、今回の地震について内閣府、気象庁、関係各県から事情を聴取し、今後の対策を協議しました。

その際、特に問題とされたのが、情報通信の途絶、住民への正確な情報を伝達するための手段の確保でした。携帯電話が通じない、関係の自治体や国の機関に電話しても通じない。入ってくる情報はテレビから、というのでは対策が後手後手になりかねません。また、市町村によって、対応がずいぶん異なっていたのも問題だと思います。

今回の地震、津波を大きな教訓として、耐震化や避難場所、避難路の整備など少し時間のかかるものと、連絡体制の整備などすぐにでも取り組めるものとをきっちりと仕分けして、万全の対策を講じていくことの必要性を痛感させられました。また、これらの対策の実効性を高めるためには地域での協力体制を普段から確保しておかなくてはなりません。

天災は忘れた頃にやってくる、と言われますが、常に、明日いや今日起こるかもしれないという心構えを忘れずに対応していきたいと思います。

2004年8月

7月の暑さを引きずったまま8月に突入しました。国会も7月30日から始まりました。
この間、新潟、福井、福島を襲った集中豪雨で被災された方々、また台風10号の影響でいまだに大雨の心配にさらされている中・四国地方の方々には心からお見舞いを申し上げます。  三重県南部にも相当な降雨があったものの、大事に至らなかったのは不幸中の幸いでした。が、災害対策の重要性を改めて痛感させられました。

さて、私事になりますが、昨年11月の選挙以来、地元へのご挨拶、通常国会、参議院選挙と息つく暇もなく走り回った後、先日始めて一泊二日の休みをいただいて、家族と八ヶ岳に行ってきました。さしもの下界の暑さも、1500メートルの高原ではホテルもエアコンなしで、つかの間の清涼感を楽しまさせていただきました。
その夜、清里にある野外劇場でバレエ「くるみ割人形」の公演があり、星空の下、芝生の上に寝そべって、楽しいひと時を過ごしました。久しぶりで、ゆったりとした時の流れと精神のリフレッシュを感じることができたような気がします。
英語で“change of air ”という言葉がありますが、文字通り、空気を変える、転地といったような意味です。人間には時々気分転換、非日常体験が必要で、そのための最も手っ取り早い手段が旅行なのかもしれません。
古くからの観光地、伊勢志摩、脚光を浴び始めた熊野古道の街道筋、一つの県の中で二つの国立公園を持ち、国際的にも知名度が上がりつつある中、旅行者にいかに「非日常」を提供できるかが、今後のこの地域に課せられた課題ではないかと思います。「観光客」ではなく「旅人」がこの地に何を求めて来るのか、日本のどこにもない、本当にここだけにしかない何かを探っていかなければ、そして何度でも訪ねてみたいと思ってもらえるような地域にしないといけない、そんなことも考えさせられた夏の一日でした。

最後に、まもなくアテネオリンピックが始まります。日本人選手、わけても伊勢出身の「野口みずき」さんの健闘をお祈りしたいと思います。

2004年7月

6月16日に国会が終了し、その後すぐ参議院選挙に突入したため、遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

さて、参議院選挙ですが、7月11日に投開票が行われました。結果はいまさら申し上げるまでもないと思います。年金問題や多国籍軍参加問題とそれらに対する説明振りへの批判、また三重県では岡田民主党代表の誕生もあり、自民党にとっては大変厳しい結果となりました。

争点となった問題や選挙戦を通じて感じたことは、政治家は国民の生活の基本に関わる問題や国家の行く末を左右しかねない問題について、自分の言葉で自分の考えをきちんと説明しないといけない、ということです。年金の問題を例に申し上げるなら、今回の改正の意義がどこにあるのか。今の制度のままで手をつけずに放っておけば、一年間で4.7兆円、それ以降はもっと年金財政に穴が空いてしまう。負担が増えて支給が減るという単純化されたマスコミ報道もあり、国民の皆様に不安感が募ったのだと思います。
年金の問題は、民主党が言っているように、一元化を検討するにしても、国民年金加入者の方の負担増をどうするのか、一元化することによって、厚生年金や共済年金の基金から国民年金への繰り入れが生ずることはないのか、基礎年金を全額税でまかなうとして、年金負担を全くしていない方に対して支給することに問題はないのか、沢山の課題があります。
国民の皆様が本当にそれを望んでいるのかどうか、実はそこが一番問題なのに、結局批判だけで終わってしまっているような気がしてなりません。もちろん、議員年金の問題(私自身は要らないと思っています。)や社会保険庁の改革も早急にやらないといけません。つまるところ、国民の間にある不公平感や不公正感をいかに払拭できるかに尽きるのではないでしょうか。
私は、基本的に世代間で支え合うという今の制度の根幹を維持しつつ、基礎年金だけでいい、あるいは所得比例部分にも加入するという選択をできる方向を模索すべきだと思います。要は制度に対する信頼感の問題ではないでしょうか。はじめから一元化しかないというような原理主義的な柔軟性に欠ける対応には首を傾げざるを得ません。

いずれにしても、年金のように国民生活の安全や安心に直結する問題については、政党が政争の具にするのではなく、お互いが建設的に意見を出し合って、より良い制度を作り上げていくのが、イデオロギー対立のない今の政治の本来の仕事だと思いました。マスコミも含めて、これからのこの国の進むべき方向について、みんなが力を合わせて真剣に考え、議論し、取り組んでいくべき時期に来ているのではないでしょうか。

2004年6月

6月に入り、私にとって初めての国会も残すところ2週間となりました。
5月は、民主党の新代表選出、小泉訪朝と政治の世界では大きな動きがありました。しかし、どちらもマスコミの底の浅い取り上げ方もあってか、表面的な大騒ぎの割には大方の国民の皆さんは冷静に見ておられるような気がします。

今国会で大きな問題と言えば、やはり年金改革ですが、この問題はこれからのこの国の行く末、日本人の生き様に係る大きな問題であると思います。年金問題は、これからこの国が公助型でいくのか、みんながお互いを支え合う共助型でいくのか、あるいは自己責任重視の自助型でいくのか、大きな岐路に立っているような気がします。
考えてみると、人間の社会というのはそもそも衣・食・住とも、与えられた資源の制約の中で営まれてきたわけです。産業革命で大量生産が可能になって、そのシステムが変化し、同時に生産、消費の過程で大量の廃棄物の発生、有害物質の使用も行われてきました。
日本は少子高齢化が世界中で突出して進行していますが、実は世界的にも中国など今後数十年のうちに少子高齢化が進行していきます。
この問題は世界がこれから否応なく直面せざるを得ない問題なのです。有限な資源を有効に活用し、廃棄物を出さず、循環型の社会を作り上げることと、当面は少ない若年層で多くの高齢者を支える地域に根ざした共同体を築くことが急務だと思います。
一方で、この問題は国の安全保障に関わる問題ともなってきます。軍事にかかる費用は退役者に対する年金に多くが割かれるようになり、少子化は兵士の供給を減らし、親は自分たちの少ない子供を生命を賭けるような仕事につかせたくないでしょうから、士気も低下していくかも知れません。若者の「プライベート・ライアン」化が進んでいくのではないでしょうか。
ベルリンの壁が1989年の11月に壊されてから15年が経過しようとしています。東西の対立がアメリカ一国主義に置き換わり、それもまた、この5月には拡大が誕生し、様変わりしようとしている中で、この国はこれからどういう方向に向かうべきなのでしょうか。
歴史や伝統や風土や国民性に根ざした、真にこの国にふさわしい国づくりと、新たな世界秩序の行方を見据えた、国際社会の中での日本の新しい役割を考える時機が来ているような気がします。

2004年5月

今年のゴールデンウィークは、晴れたり降ったり、暑かったり肌寒かったりと天候不順でしたが、いかがお過ごしになったでしょうか?

私は、5月1日には熊野の松本峠を、2日には海山・尾鷲間の馬越峠を、家族、後援会の皆様、同級生と一緒に歩きました。素晴らしい語り部の方々をはじめ、お世話頂いた皆様にこのページを借りて厚く御礼申し上げます。 熊野古道は来月にも世界遺産への登録が予定されていますが、松本峠を歩いた日は暑い日でしたが、木々の間を鎌倉時代に敷き詰められたという石畳を踏みしめながら登っていくと、元、茶店があったという峠の頂上にたどり着きます。柔和な顔をしたお地蔵様もあり、熊野詣での旅人の疲れを癒してくれたのだろうなと思いました。見晴台からは七里御浜が一望できる素晴らしい景観が開けていました。また、森本県議のご高配で、海上から熊野路を見せていただきましたが、陸側からは想像できない、男性的な勇壮な景色に圧倒されました。一度、海から陸側を見てみたいと思っていたので、念願が叶ったのですが、是非、この地を訪れる方に海からの景色も見てほしいものだと思いました。何故、ここに神々が上陸したとされているのか、一目見れば、その神々しさと畏怖の念を起こさせるに十分な情景によって理解できると思います。

二日目は海山側から馬越峠を尾鷲に抜けました。小雨の中、手入れの行き届いた檜や杉の森を登っていくと、山には霧がかかり、幻想的な情景が浮かび上がってきます。こちらは下界の景色はよく見えないのですが、歩いているうちに自分も森の精と一体化するような心地がしてきます。後援会の方が「あいにくの雨で・・・。」と言われましたが、この霧雨が、この峠には何より似つかわしく思えました。

古来、幾百万の人々がこの「聖なる道」を越えていったのか分かりませんが、人がどうしてこの地に惹かれ、この地を歩いたのか多少なりとも実感できたような気がします。観光客が増えると荒れる、という心配もあるでしょう。道路や駐車場、トイレや宿泊施設等、もっと便利にならないとお客さんに来てもらえないという声もあります。しかし、この道を歩けば、歩いた人達はきっと何かを感じてくれるに違いないと思いました。みんなでこの道を大切に守っていきたいと思います。

話は変わりますが、年金の問題が話題になっています。私もある新聞で「未払い」と書かれました。事実はこうです。

昨年の9月3日に国家公務員を退職し、それまで加入していた国家公務員共済年金を外れました。当然、国民年金に切り替わります。選挙のこともあり、手続きが遅れたことは事実です。
その後、今年の4月に入って、家内のところに国民年金の手続きの書類が届きました。どうして自分には通知が来ないのか、と思い、社会保険庁、伊勢市役所に問い合わせました。社会保険庁では、国家公務員共済が終了しているとの連絡は国土交通省から既に来ているとのことだったので、4月20日に手続きを取り、4月26日に昨年9月から今年3月までの分と今年4月から向こう1年分の保険料を納付しました。したがって、正確には「一時未払い」ということだと思います。
自ら直ちに手続きを取らなかったことについては弁明するつもりはありません。しかし、この間一片の通知も督促も届いていなかったのも事実です。知らずに未納となっている人も多いのではないでしょうか。
今回の自らの「未払い」事件をめぐっては、年金制度について考えさせられるところが多々ありました。少なくとも、より確実な徴収システムが必要だと思いました。

2004年4月

今日は4月の6日です。通勤?途中に入学式に向かう親子連れを何組か見かけました。東京の桜もまだ半分くらいは残っていて、この季節になると、いつも日本人に生まれて良かったなぁ、と思います。欧米に合わせて、入学式を秋にという話も一時ありましたが、やっぱり日本人なら、新しい出発、門出にはこの季節が一番ふさわしいのではないかと思います。

実は、本来なら、今日の環境委員会で質問をすることになっていたのですが、民主党と社民党が、年金制度改革関連法案をめぐって、本会議質疑が不十分との理由で審議拒否しているため、結局環境委員会も開かれず、流れてしまいました。どうして年金問題と関係のない委員会の審議まで拒否するのか、私にはよく分かりません。

国民の皆さんには、どうして国会審議が止まっているのか分からないのではないでしょうか。年金以外にも重要法案がいくつもあるのに、7月には参議院選挙があって国会の延長が出来ないのを分かった上でのことです。しかもこの25日には衆議院の補選が埼玉、広島、鹿児島であります。マスコミから、ベタ凪国会とか、何でもあがるテンプラ国会とか、与党主導の国会運営に不満がつのって、この辺で存在感を示さなければという焦りもあるのだろうと思います。年金問題で本会議での答弁に不満があるのなら、厚生労働委員会で議論すればいいし、昨年の総選挙のマニフェストに掲げていた民主党の主張を法案にして、堂々と議論すればいいと思うのですが・・・。

話は変わりますが、既に関係の市町村にはご連絡しましたように、16年度予算の配分も概ね決まりました。また、日本経済も投資、輸出だけでなく消費も増えてきましたし、政府投資の前倒しも検討し、上向いてきている日本の景気を早く地方にも波及させたいと思っています。

「まちづくり」についても、都市再生を支援するための法律が3月31日に成立し、自らの創意・工夫による計画に対し、交付金が支給されます。地域間のアイデア勝負になりますが、こうした新しい枠組みも活用しながら、三重県南部の地域起こしを積極的にお手伝いしていきます。

ともかく、春です。新しい年度の始まりです。新しいふるさとづくりに向かって、皆様と力を合わせて頑張っていきたいと思います。

2004年3月

3月に入って寒い日が続いていましたが、やっと春らしくなってきました。東京も風は強いですが、気温は20度近くまで上がり、コート無しでも歩けるような良いお天気です。

さて、国会は衆議院では16年度の予算審議も終わり、これから各委員会で法案審議が本格化しようとしています。私も総務委員会(地方分権、情報通信、公務員の定数問題等)と環境委員会に所属しており、各種法案の審議に積極的に参加していきたいと思っています。

国会議員になって4ヶ月。その間、国会で議論されるイラク問題や、年金問題、最近では鳥インフルエンザに代表される食の安全問題、また、地域の皆さんからの沢山の要望・陳情への対応など、予想以上に多忙な日々を送らせて頂いています。わが国の経済も昨年10月〜12月に実績が年率ベースで実質7.1%となり、回復基調を示してきています。ただ、これは大企業の設備投資の回復と好調な輸出に支えられてのもので、地方や中小企業にはまだまだ波及していないのが実情です。この景気回復の足取りを確かなものとし、投資、輸出ばかりでなく、消費の増大から地方の中小企業、農林水産業にも景気回復が波及するように予算、政策面からも支援する必要があります。

話は変わりますが、この国会では、学歴詐称、秘書給与の流用・詐取など、国会議員のモラルが問われる問題が話題になっています。私も留学の経験があり、ある雑誌から留学の内容について取材を受けました。経歴にコロンビア大学留学としか書いていなかったのですが、正確に言えば、同大学大学院修了、修士号取得で、いわば過少申告だったようです。それから、秘書給与の問題についても、全議員に対してマスコミからアンケートがありました。しかし、辻元さんの例を持ち出すまでもなく、この問題はこれまでにも大きく取り上げられており、まだこんなことをしている人がいたのか、というのが正直な感想です。
ちなみに、我が事務所にも国費でまかなわれる、政策秘書、第一、第二秘書が居りますが、給与はそれぞれの個人の口座に直接振り込まれております。政治には、正直言ってお金がかかります。事務所経費、交通通信費、私設秘書の人件費等々、国や政党からの支給分だけでは対応できません。特に、選挙区が広い場合にはなおさらです。
支援者の方々の浄財におすがりせざるを得ないのが実情です。問題は必要な資金の出入りについて、いかに透明性を確保していくかということだと思います。

いずれにしましても、学歴、秘書給与問題ともクリーンですのでご安心頂きたいと思いますが、初心を忘れることなく、地域のため、国家のために少しでもお役に立てるように頑張っていきたいと思っております。以上、本格的な春を迎えての感慨の一端でした。

2004年2月

イラク派遣に思うこと
いよいよ19日から通常国会が開幕しました。イラクへの自衛隊派遣、北朝鮮の拉致家族への対応、日本経済は上向いてきたとはいえ、円高の進行など懸念材料がないとは言えませんし、地方への景気の波及はまだまだです。さらに年金問題、道路公団の民営化問題、三位一体改革による地方分権の流れ、また急浮上してきた憲法改正論議など課題が山積している中での国会論戦のスタートです。イラクへの自衛隊派遣については、いろいろな議論がありますが、日米関係や石油資源の問題はさておくとして、現在37ヶ国がイラクの復興支援のために自国民を派遣している中、国際国家、平和国家を希求するわが国が知らない顔はできない、長い目で見たわが国の国益のためにも国際社会の一員としてイラクの復興支援に積極的に関わる必要があると思います。ただ、できる限り多くの国がこの活動に参加することが望ましく、また国際協調の枠組み中で行われることが望ましいのはいうまでもありません。テロの根絶を目指すためには、宗教上の問題や米国支配に対する反発もあるでしょうが、基本的にはこの地域の人たちが経済的にも社会的にも安定した生活ができるようにすることが重要なのではないでしょうか。国際社会が一丸となってこの目的にために働く必要があると思いますし、その点でこれまでもイラクの社会資本整備や民生分野で貢献してきたわが国に対する期待も大きいと言わざるを得ません。

イラクの復興支援については、民間の方が行ける状況であれば、それに越したことはありませんが、現状では自らの身を守る能力を備えた自衛隊の方が行くしかないのではないでしょうか。いずれにしてもこの問題は、日本人の生き様というか心根が問われていると思います。他人に迷惑さえかけなければ、自分のことだけ考えて、何もしてくていい。能力があるのに、進んで他人を助けようとはしない。国際社会の中においてだけはでなく、国内においてもそうした日本人の生き様が問われる時代になってきているのではないでしょうか。他人と協調して生きることの意味、電車の中でお年寄りに優先席を譲ろうともしない人。日本人の公徳心や義侠心といったものが内でも外でも問われているような気がして仕方ありません。

先般1月16日に防衛庁においてイラク復興業務支援隊の編成式が行われ、私も参加してきました。派遣される自衛隊員の方が無事に任務を終えられ、元気で帰国されることをお祈りしています。

2004年1月

新年のご挨拶
皆様 明けましておめでとうございます。
35年ぶりに地元の住民として迎えるお正月です。ここ伊勢でも、昔と比べると「晴着」姿の人の数がめっきりと少なくなったような気がします。

これが、長引く不況の影響なのか、それとも逆に、日本人が豊かになって「よそ行き」と普段着の区別がなくなってきたからなのか、あるいは節目節目での儀式の重みが薄れたからなのか。よくわかりませんが、多分、以前はお祝い事や、お祭りの時にくらいしか、着なかったもの、食べなかったものが、今では普段の生活の中で珍しくなくなってしまったのかもしれません。
考えてみれば、人生は、誕生から入学、卒業、就職、結婚そして最後は一生の幕引きまで、儀式の連続のようなものです。そして、多くの場合、その時々に、新たな決意、覚悟をしていくものだと思います。

私自身も、新しい生活、新しい職務の中で、多くの課題を抱えるこの地域とこの国のために、少しでもお役に立てるよう、最大限の努力をしていきたい、2004年を迎え、元日の空に向かって覚悟を新たにした次第です。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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