のりおの声

2021年2月

 国会では今日(2月4日)から令和3年度本予算の審議が始まりました。先に成立した令和2年度の第三次補正予算と合わせ、コロナ対策を始め、15ヶ月予算として国民生活に欠くことのできない施策をしっかりと実施できるように早期成立に努めていきたいと思っています。
 そんな中で、感染者数は徐々に減ってきているとはいえ、ここで手を緩めれば感染拡大がぶり返してしまう恐れがあるということで緊急事態宣言が一ヶ月延長されることになりました。この結果、飲食業の皆さんを始め関係の仕事に従事されている皆さんは引き続き損失を蒙られることになるので、必要な対策をしっかりと取っていきたいと思います。
 また、日本でもおそらく今月中旬くらいからいよいよワクチンの接種が始まります。まだ具体的なスケジュールは公表されていませんが、1億2千万を超える国民に2回接種をするという壮大なプロジェクトですから、そう簡単ではないと思いますが、これがコロナ対策の切り札になるのは間違いないので、なんとかスムーズに完遂してもらいたいと思います。このような場合、デジタル化が進んでいて国民の個人情報を、政府が一定程度把握している国の方が円滑に対応できるのかもしれません。日本は戸籍とか住民基本台帳とかアナログ時代であれば、世界で最も進んだ住民情報が整備されていたんだと思いますが、それがかえって仇になってデジタル化が遅れてしまった面があると思います。しかし、この期に及んで今さらデジタル化と言ってもそう簡単にできません。私個人は、ワクチン接種も選挙の時の投票所のようなものを設営して住民基本台帳で接種状況を捕捉していくしかないのかな、と思ったりしています。
 さて、話は変わりますが、緊急事態宣言下、高級クラブ等で深夜まで飲食に及んでいた国会議員がいたことが報道され、公明党の議員は辞職、自民党の3議員は離党ということになりました。責任感も自覚もなく、しかも最初は嘘をついたり、聴くに堪えない言い訳をしたりしていたのですから、当然の処分だと思います。正直言って、私どもにとっては大変な迷惑だと思っています。こうした事案が起こると、国民の政治そのものに対する不信感を引き起こしてしまいます。このような非常時において、政治が最も仕事をしないといけない時に、こんなことが起きると、いくらいい政策を打ち出し、いくら大多数の議員がまじめに汗をかいていても、信頼が欠如してしまっては、国民は素直に受け入れてくれないのではないかと心配しています。その意味で彼らの罪は非常に大きいと言わざるを得ません。
 夜の会合もなくなり、一人で静かに夜の時間を過ごすことが多くなりました。こんな時こそ、自分の来し方行く末を見つめなおし、この国と世界の将来に思いを巡らせるようにしたいと思います。コロナ禍もいつかは終息します。その後の世界がどうなるのか、我々はどう対処していくのか、自分なりにしっかりと考えていきたいと思います。

2021年1月

 明けましておめでとうございます。とは言え、おめでとうございますと言うのも憚られる雰囲気の中で迎える新年になりました。今年は一体どうなっていくんだろうか、そんな不安を抱えながら新しい年を迎えられた方も多かったのではないでしょうか。
 年が明けても感染の拡大は収まる気配が見えず、間もなく緊急事態宣言が発せられる状況になってきました。ただ昨年とは違って、地域も対象範囲も限定的になるのではないかと言われています。今のままでは感染が拡大したり縮小したりのいたちごっこで、ワクチンの接種とその効果に期待するしかないというのが偽らざるところではないでしょうか。
 世界のグローバル化の歴史は一面で感染症との闘いの歴史でもありました。コレラや梅毒、赤痢や結核そしてインフルエンザや今回のコロナ等々枚挙にいとまがありません。そして時を追うごとに感染拡大のスピードは早まり、範囲は拡大してきています。
 人間は大航海時代から帝国主義時代そして現代に至るまで、グローバル化を進めることによって経済的利益と生活水準の向上を得る一方で、感染症というリスクを負わされてきたと言ってもいいかもしれません。しかし、その都度、人間は感染症に打ち勝って、結局グローバル化は止まることはありませんでした。
 ただ、これまでのグローバル化と以前のグローバル化はある点で大きく異なるところがあります。それは、以前は少なくとも先進国の中では誰もが利益を享受できたのに、昨今のグローバル化は先進国の中でも貧富の格差を広げてしまったことではないでしょうか。それがコロナ禍によって一層拍車がかかってしまったように思えてなりません。
 アメリカでトランプ大統領が誕生したり、選挙で決着がついているにもかかわらず今だにトランプの敗北を認めない人達がいたり、英国がEUから離脱を決めたりしたのも、すべてグローバル化の恩恵に与れない人達の不満の表れかもしれません。そしてその上にコロナです。
 政治の大きな役割の一つは、弱い人や困っている人に支援の手を差し伸べることです。グローバル化が悪いというつもりはありませんが、それによって不利益を被った人達、それに加えてコロナ禍で一層の苦境に立たされた人達を救うことが今こそ求められていると思います。
 ここで政治が舵取りを誤れば、民主主義体制に対する信頼が大きく揺らぐことになるかもしれません。
 正月早々あまり明るくない話題になってしまいましたが、民主主義制度に対する信頼を取り戻すためにも、本当に困窮しておられる皆さんに、しっかりと支援が行き届くよう全力を挙げて取り組むことをお誓い申し上げて、新年のご挨拶に代えさせていただきます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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