のりおの声

2018年2月

 立春も過ぎたというのに大変な寒さで、インフルエンザも猛威を振るっているようですが、お変わりありませんでしょうか。
 国会の方は予算委員会の議論が佳境に入り、来年度予算の成立に向けて準備が進みつつあります。予算委員会が終わりますと、それを裏付けるための法案審議が始まります。私自身は財務金融委員会の与党側の筆頭理事として、委員会で税法等の審議が円滑に行われるように調整する役割を仰せつかっています。これからがいよいよ本番となります。
 ところで、そうした中、あと数日でお隣の韓国のピョンチャンで冬季オリンピックが開催されます。韓国と北朝鮮が女子アイスホッケーで合同チームを組むなど話題には事欠きませんが、正直言って今一つ盛り上がりに欠けている感は否めません。もちろん日本選手の活躍には大いに期待するものですが、何か今度の大会はあまりにも政治利用されすぎているような気がして仕方ありません。
 北朝鮮は、韓国側の弱み、つまりこのオリンピックを成功裡に終わらせたいという強い気持ちと、南北連携の象徴にしたいという熱意の足元を見ているような気がしますし、また同時に北朝鮮を世界にアピールする機会として利用しようとしているように思います。
 スポーツの祭典なのだから、うるさいこと言わずに素直に楽しめばいいではないかとの意見もあるかもしれませんが、ちょっと胡散臭いなあというのが私自身の素直な感想です。
オリンピック、パラリンピック後の北朝鮮情勢については予断を許しませんが、アメリカもトランプ政権は国内で様々な問題を抱えており、それだけに外に目をそらさせようとする衝動に駆られる可能性も否定できません。日本は万が一の事態が起こらないように関係方面に働きかけていく必要があると思います。
 異論があるかもしれませんが、日本も戦前は外の世界からは今の北朝鮮と似たような印象を持たれていたのかもしれません。そしてあの無謀とも言える戦争に突入し、悲惨な経験を強いられることになりました。祖国のために一命を捧げられた多くの犠牲者には心から敬意と感謝と慰霊の念を抱くものではありますが、同時にあのような事態を繰り返してはならないという覚悟も新たにしなくてはいけないと思います。今日、我々が平和に幸福に暮らしていられるのも、あの方々の尊い犠牲の上に成り立っているのだということをしっかりと受け止めるのが我々の責務ではないでしょうか。
 そういう経験を経てきた日本だからこそ、何があろうと戦争だけは絶対に避けなければいけないと訴える資格があるのだと思います。

2018年1月

 新年、明けましておめでとうございます。
昨年は、突然の解散・総選挙があり、区割りも変わって新選挙区での選挙となりましたが、おかげさまで皆様方の大変なお力添えをいただき、無事六度目の当選を果たすことができました。改めて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
 ただ、投開票日当日の10月22日は21号台風に直撃されまして、選挙どころではなく、床上、床下浸水や土砂崩れやらで、選挙区内でも被害を受けられた方も大勢おられて、私も選挙翌日から被災地の視察や、激甚災害指定の要望やらで忙しく走り回ることになりました。被害を受けられた方々には心からお見舞いを申し上げる次第です。
 さて、年が改まりまして、今年は戌年であります。戌という字は滅びるに通じる意味があるのだそうですが、これは旧いものが滅び、新しいものが生まれることを意味するのだそうです。それが何なのかはまだ分かりませんが、今年は何かが起こりそうな予感もします。
 経済は、日本ばかりでなく世界的にも順調に推移しています。日本でも、株価や有効求人倍率(逆に失業率は2.7%まで低下)は高い水準に達し、いざなぎ景気(1965年〜70年)を超える景気拡大局面が続いているそうです。東京ではプチバブル到来とまで言われていますが、どうも実感に乏しいのはどうしてでしょうか。もちろん給料がどんどん上がって、自動車や電化製品など欲しいものをみんなが買った時代とは違います。人件費が半ば変動費となってしまった今の時代、給料は少々景気が良くなってもそれほど上がりません(ただ、そう遠くない将来に、人手不足で上げざるを得なくなると思いますが)、そして何よりも、いざなぎ景気のころと違って、どうしても欲しいモノがそんなにない、ということが大きいのではないでしょうか。その点、50年前のいざなぎ景気の頃のこの国の状況と比較してみてもあまり意味がないのかもしれません。
 日本はもう明らかに成熟国家の仲間入りをしています。ただ、残念ながら成熟社会にふさわしい生活環境やライフスタイルが整っているか、国民の間に浸透しているかというと疑問符がつかざるを得ないと思います。自分でもそうですが、昔はこうだったと若い人に言ってみたところでなかなか通用しません。まずは自分の意識が変わらないといけないのかもしれません。日本は、欧米と違って、戦後の数十年間で高度経済成長から成熟への道を足早に歩いてきました。走ってきたといっても過言ではないかもしれません。
 日本が持続可能な成熟社会に進路変更できるように、今年一年力を尽くしていきたいと思います。
 また、朝鮮半島では南北会談が始まります。単なる時間稼ぎにならなければ良いのですが。

 今年一年が皆さまにとりまして幸多き年になりますようにお祈りもうしあげます。

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